こんにちは！東北ミサワホーム株式会社青森支店の不動産課です。
過日は数ある仲介業者の中から当社に査定のご依頼いただき誠に有難うございます。
定期的にメールでお役立ち情報を配信しております。
さて、その後、大切な不動産の相続・売却に関して、ご家族との話し合いは進んでいらっしゃい ますか？
今回は「空き家をそのままにしておく事のデメリット」についてご紹介します。
相続した財産だからこそ、なかなか売却に踏み切れない。というお話をよく聞きます。
その気持ち、とてもよくわかります。
ですが、余るほどの資産をお持ちであるのであれば問題ありませんが、
全く使用しない余剰財産なのであれば、売却を前向きに検討するのも一つの手です。
売却して有効活用してもらった方が、建物も傷むことなく、
次の方に長く住み継いでいただけるのではないでしょうか。
空き家をそのままにしておく事のデメリットは以下の通りです。
①固定資産税を払い続ける事。
倒壊の危険性のある住宅は「特定空き家等」と定義されます。
通常住宅用宅地の固定資産税は200㎡までの部分が6分の１に減額されていますが、
特定空き家等は固定資産税の減額控除が使用できません。
そのため、土地分の固定資産税の減額控除ができず、更なる費用がかかります。
かなり危険な特定空き家の改善命令を無視すると「過料」が科せられることもあります。
②建物の劣化が進むこと。
人が住まなくなると、建物の劣化が進みます。
実際私のお客様は、冬の期間にエコキュートやお風呂の水栓が凍結・破裂しました。
その修繕費用として約100万円程かかって後悔した方がいます。
そのことがきっかけで売却のご相談を頂きましたが、壊れる前に売っていれば修繕費はかかりませんでした。
青森県の冬は本当に危険です。
空き家をお持ちの方は本格的な冬が訪れる前に業者に水抜きしてもらうことをお勧めします。
③共有財産は注意！
親の住宅を兄弟で相続した場合です。
そのままにしておくと、兄弟の相続が発生し、さらにそのままにすると
子や孫の相続が発生し、もう自分だけでは手が付けられない状態になります。
相続物件を共有にされた場合は特に、共有者が少ない今のうちにご売却されることをお勧めいたします。
子供や孫に簡単に売却できない負の遺産を残さない為に今動きましょう。
切な不動産だからこそ信頼と実績のある業者へ。
ご相談をお待ちしております！
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